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中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2015
2days 密着レポート
「このパーティーは未来のことを考えているんです」 (1/2)

2015年9月26日(土)・27日(日)、岐阜県中津川公園で第三回目となる「中津川THE SOLAR BUDOKAN 」が開催された。このフェスは太陽光発電のみでフェスに関わるすべての電力をまかなうことをコンセプトに、シアターブルックの佐藤タイジが主宰している。2015年は「LOVE CHANGES THE WORLD」をテーマに掲げ、2日間で1万9千人もの動員を記録した。今年取材班は、キャンプサイトにも潜入。昼間では体感できなかった“夜”の「中津川THE SOLAR BUDOKAN 」の魅力も体験してきた。常にサプライズの連続だったといってもいい、スペシャルな2日間の記録をどうぞ!

9月26日(土)。週間天気予報では雨マークが続いていたが、晴れ男・佐藤タイジの思いが通じたのか青空が広がっていた。取材班はレンタカーに乗り込み会場へと向かうはずが…今年はまず近くの大型スーパーへ。それは「中津川THE SOLAR BUDOKAN」を楽しみ尽くすポイントとでもあるキャンプサイトを利用するからだ。筆者はキャンプ初体験だったため、先輩たちの手際が良すぎる買い出しに圧倒された後、中津川市へと車を走らせた。

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中津川公園に着くと、豊かな自然とカラフルに彩られたフェス会場がお出迎え。まだフェスはスタートしたばかりだが、既に大勢のオーディエンスが楽しんでいた。会場を見渡すと子ども連れのファミリーから、若者の集団など、老若男女の参加者がいることに気づく。それは幅広い世代のアーティストが出演する、「中津川THE SOLAR BUDOKAN」の特徴だろう。そしてREVOLUTION STAGE付近に行くと、芝生の上に無数のソーラーパネルが広がっている。ここで発電されるクリーンな電気によって、数々のアーティストがライブを繰り広げると思うと胸が踊った。


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一旦メイン会場を抜けてキャンプサイトへ。「中津川THE SOLAR BUDOKAN」のキャンプサイトは、参加者への気配りで満ちている。電車やオフィシャルバスでの参加者の為の荷物配送サービス、キャンプサイトのすぐ側に駐車ができるプレミアムキャンプチケット。さらにキャンプエリアには女性専用エリアや飲食物が買えるコンビニ、コインシャワーと至れり尽くせりなのだ。まずはテントを組み立てるために、A先輩はテキパキと段取りをして迅速に作業を行う。照りつける陽射しに汗を流しながら、見事テントが完成! その足で再び会場へと向かった。

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今年からREVOLUTION STAGEの後方へと移動したREDEMPTION STAGEに行くと、4人組ロックバンド・Nothing’s Carved In Stoneが熱いライブを行っている。テクニカルな楽曲をエモーショナルにプレイすると、オーディエンスの心をがっつり掴む。ボーカルの村松拓(Vo.G)は、フェスの雰囲気が気に入ったのか終始ご機嫌な様子。最後までアグレッシブなライブを展開した。

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ひと盛り上がりした所で場内を散策。まずはフリーマーケットエリアに行くと、多くの人で賑わい大盛況となっていた。アジアンテイストの雑貨屋、本格派のジェラード店やカフェ、さらにはマッサージ店まで軒を並べる。さらに、このエリアと休憩所のすぐそばにあるファンスタディでは、今年佐藤タイジが特に力を入れたというワークショップが開催されていた。ソーラー・ギター教室、RAP教室、パーカッション教室など、数々の催し物が参加者を楽しませる。こうしたライブ以外の楽しみが充実しているのも「中津川THE SOLAR BUDOKAN」ならではだ。

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辺りが暗くなってきたところでREVOLUTION STAGEに登場したのは藤井フミヤ。しかも、この日バックバンドを務めたのはシアターブルック! このスペシャルなライブによって、会場は冒頭から熱気に包まれる。軽快なロックンロール・ナンバーを次々に披露していくと、そのカリスマ性に圧倒されてしまった。「雰囲気も良くなってきたのでバラードを」と言うと、チェッカーズの名曲「夜明けのブレス」を披露。「最後に中学生の時にコピーしていたロックンロール・ナンバーをやります」とCOOLSの「シンデレラ」をプレイすると、キレのある歌声とパフォーマンスでオーディエンスを魅了した。まるで音楽をはじめた頃に戻ったかのような藤井フミヤの姿は、多くの観客の心に刻まれたはずだ。

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初日のトリで登場したのは、Char with シアターブルック。そう、ここでもスペシャルなセッションを目撃することができたのだ。中津川の透き通った夜空には、ブルージーな楽曲にのせてCharと佐藤タイジの歌声が響く。間奏や曲間では豪華なセッションが繰り広げられ、超絶なギタープレイを向き合って弾く姿が印象的だった。そのエキサイティングなプレイのまま、本編は終了。アンコールで再びステージに戻ってくるとCharが一言。「今日、最後の曲はゲストを呼んでやります!」と言うと、ステージには藤井フミヤ、斉藤和義、仲井戸"CHABO"麗市が登場。この日だけの特別な編成で「Hold On I'm Coming」を届けた。

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と本編はここで終了だが、深夜の「中津川THE SOLAR BUDOKAN」を体験すべくキャンパーズナイトが行われているVillage Of illusionへ。会場に到着して目に飛び込んできたのは、色彩豊かなネオンに彩られた幻想的な空間。もちろん多種多様なお酒が楽しめるバーも隣接されており、DJが流す音楽と一緒にアルコールも楽しむことができる。その後、キャンパーズナイトに参加した人ならご存知であろう名物店「スナックよしこ」を発見。なんと店内は満席で、並んでいるお客さんがいるほどの盛況っぷりだ。

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そしてVillage Of illusionのステージに現れたのは、佐藤タイジのエレクトロユニット・The SunPaulo。朝一の主催者挨拶からトリのCharまで、初日だけで数えきれないほどのステージに登場したが、パワフルなパフォーマンスをみせるのは流石だ。その享楽的なサウンドによって、オーディエンスも気持ち良さそうに踊っている。「こんな楽しいパーティーがありますか? このパーティーは未来のことを考えています」と佐藤タイジらしいメッセージが発せられると、Village Of illusionは深夜まで音楽を楽しむ人で溢れていた。
まだ“夜”の「中津川THE SOLAR BUDOKAN」に行ったことがない方はぜひ体験してほしい。そこは昼間とは違った音楽の魅力が溢れている。

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(10月 9日更新)


Check

Festival Data

中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2015

▼9月26日(土)・27日(日)
中津川公園内特設ステージ
2日通し入場券-13900円 26日入場券-8900円 27日入場券-8900円
サンデーフォークプロモーション[TEL]052(320)9100


【オフィシャルサイト】


【主宰・佐藤タイジ
歴代インタビュー】

Theatre Brookの佐藤タイジが語る
3.11後の活動
http://chubu.pia.co.jp/interview/music/2013-06/theatre-brook.html

発起人の佐藤タイジと、堂珍嘉邦に
フェスの見どころを聞く
http://chubu.pia.co.jp/interview/music/2013-09/the-solar-budokan-2013.html

中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2014
佐藤タイジ インタビュー
http://chubu.pia.co.jp/interview/music/2014-09/-the-solar-budokan-2014.html

中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2015
佐藤タイジ インタビュー
http://chubu.pia.co.jp/interview/music/2015-09/solarbudokan2015.html