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「この曲だったらすごく刺激的で面白い」
13年ぶりのシングルとともにツアーを開催!
コヤマシュウの動画コメントもどうぞ。

1995年から活動を続け、結成22年目のファンクバンド・SCOOBIE DO。ライブをベースにコンスタントにリリース、ツアーを重ねてきた彼らが、13年ぶりにシングル「ensemble」をリリースした。
なぜ今、シングルなのか。そしてバンドを、音楽を続けてきた思いとは。
ボーカル・コヤマシュウに話を聞いた。

――シングル「ensemble」がリリースされました。13年ぶりのシングル、ということですが、シングルリリースの減ってる昨今、なぜ、シングルだったのでしょう?
「僕ら自分たちでCHAMP RECORDSというものをやってるんですけど、4人で割と先々のスケジュールを決めて行動していくんですね。アルバムをこれぐらいの時期に作って、ツアーをここでやってって、2、3年先ぐらいまで決めてるんです。そうやってスケジュールを決めてたときに、次のリリースはシングルがいいのでは、という話が出て。アルバムは年1回のペースで作るという形で10年ほどやってきたんですけど、ひとつのツアーだけでしかやらない曲があったりと、ちょっとルーティン化してきたなという思いもあって。そろそろ別の展開をしてみようかということもあり、シングルリリースということになったんです」
 
――良い曲できた!これはシングルだ!という曲ありきというより、バンドの展望の中で決まっていったんですね。
「ただ、作詞作曲のマツキくんが持ってきた曲が、それがこれだったらシングルにする意味があると思えるものだったんです。この曲だったらすごく刺激的で面白いし、俺たちが出す意味があるって思えた曲だったんですよね」
 
――実際、本当に良い曲で! ただ同時にびっくりもしたんですけど、SCOOBIE DO、ひさびさのシングルってなったときに、もっとファンキーな曲だと思ってたんです。でも聴いてみたら、グルーヴィーではあるけど、しっとりとした大人な曲で。でも本当に詞もメロディも良くて。意外性という意味でも、本当に刺激的でした。
「そこはすごく狙ったところなんです。22年やってきたSCOOBIE DOが13年ぶりに満を持して出すシングルって言ったら、みんな派手でアッパーなものを想像すると思うんです。そこをあえて全然違う方向にいくのは、僕らを知ってる人には特に驚いてもらえるかなっていうのはありました。そしてそれが良い曲っていう。でも実はそれが1番過激なやり方なんじゃないかって思って。だけど歌ってることは、絶対にSCOOBIE DOでしかありえない内容だと思うんですよ。これを出すことで新しい展開ができるんじゃないかということは、最初にマツキくんが曲を持ってきたときから感じていました」
 
――タイトル曲の「ensemble」もそうですが、カップリングの2曲も含めて、何かしらSCOOBIE DOが歌ってこそ響くものになってるようには感じました。
「そうですね。3曲ともSCOOBIE DOっていうバンドのどこかしらに焦点があってると思います。特に3曲目の『Last Night』は、冒頭に『全国各地で待ってる 誰かがきっといるから 会いにいきなさいすぐ』という言葉が入ってますよね。これは前に所属していたレーベルを辞めるときに、同じレーベルであった山下達郎さんに言われた言葉なんです。レーベルは辞めるけど音楽は続けます、って言いにいったときに達郎さんが『君たちがバンドをやっていくんだったら、バンドで音楽を鳴らして、音楽を稼ぐ術をまず見つけなさい。バイドをするとかじゃなくて、自分たちの演奏で食べていく術を考えなさい』ということを言ってくださって。そしてもう1つ言ってくれたことが『全国各地に君たちのことを好きな人が絶対ひとりはいるはずだから、そういう人たちに会いにいきなさい。そして全国各地にライブをしに行きなさい。それをやり続けなさい』というようなことを、もっと丁寧な言葉でですけど言ってくれて。その言葉が僕ら4人の中ではお守りのように残っていたんです。それさえやっていれば続けられるだろうというような気持ちがどこかにあるんです。そしてそれが間違いじゃなかったと思っています」
 
――SCOOBIE DOはライブバンドの印象が強いですが、やはり肝にはなってたんですね。
「そもそもライブがしたくて音楽をやってますからね。そしてそれが全てだと思うんです、音楽って。CDも好きなんですけど、ライブの次にあるものというか。音楽の始まりというのもライブだったと思うんですよ。だからそこにある喜びというものは絶対に変わらないと思っています。それはもう人間が人間である限り、絶滅するまで続く感情だと思うんです。僕らもライブをしたくて続けてるので、その気持ちは未だになくならないし、年々深くなってるようにも思います」
 
――今度のツアーでの名古屋公演も楽しみです! アルバム引っ提げてのツアーではないですが、今回はどんな内容になりそうですか?
「今回『ファンキ”S”ト・アンサンブル』というタイトルでやってるんです。もともと僕らはファンキーなバンドではあるんですが、より躍らせることにこだわって、新旧ヒットナンバーを織り交ぜつつのライブをしたいと思っています。躍らせる、踊れるライブに特化したライブになると思うので、ぜひ遊びにきてください」


■コヤマシュウより動画コメントも到着!


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インタビュー・文:小坂井友美(ぴあ)



(5月12日更新)


Check

Release


single「ensemble」

1200円
CHAMP RECORDS
HICC-4408

LIVE data

ツアー
「ファンキ”S”ト・アンサンブル」

▼5月27日(土) 18:00
池下CLUB UPSET
前売-3500円(整理番号付・別途ドリンク代必要)
ジェイルハウス[TEL]052-936-6041
Pコード:324-123

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