〈豊橋〉のための映画祭、今年も開催!
新設したコンペ作から人気作・話題作まで
充実のラインナップでお届け
実は〈豊橋〉が映画の街、だというのはご存知だろうか。
そのゆえんは、映画のロケ地として活用されることの多さにある。東京を舞台にした作品でも、実際のロケは豊橋、なんてことはざらにある。また、多くの俳優や女優を輩出している、というのも理由のひとつだ。
そんな豊橋市で、豊橋に縁のある作品を集めた映画祭を毎年開催、今年で3回目となる。
豊橋市や愛知県をロケ地で使用、もしくは出演者やスタッフが出身という条件の作品しかしか上映しないというのに、そのラインナップは豪華。
『クソ野郎と美しき世界』
(C)2018 ATARASHIICHIZU MOVIE
オープニング作品は、稲垣吾郎、香取慎吾、草なぎ剛がそれぞれ別のストーリーに出演、4つのエピソードからなる『クソ野郎と美しき世界』だ。
EPISODE.01の監督・脚本を務めたのは、本映画祭のディレクターでもあり、日本を代表する監督である園子温。豊橋の高校に通い、今回の映画でも豊橋の各所でロケを行った。
園子温監督
また日本映画界の2018年最大の話題作『カメラを止めるな!』の上映も決定。たった2館から始まった自主映画が日本中を席巻したのは記憶に新しいだろう。出演者のひとりである真魚が豊橋市出身ということで、今回の上映が決定した。
その他、東野圭吾原作、篠原涼子主演『人魚の眠る家』、新進気鋭の女性監督、山戸結希による『21世紀の女の子』などから、今年から実施されたコンペティションの上映もあり、振り幅の広い作品が揃った。
『カメラを止めるな!』
(C)ENBUゼミナール
またこの映画祭のもうひとつの特徴に、すべての上映にゲストが登壇、というものがある。上述した園子温監督はもちろん、本映画祭アンバサダーでもある松井玲奈、『カメラを止めるな!』の監督である上田慎一郎、堤幸彦監督、女優の山口紗弥加なども登場予定だ。
まだまだ注目作、気になるゲスト、興味深いトークセッションなど盛りだくさん。まだ発表前のものもあるので、オフィシャルサイトを随時チェックして、後から見逃した!なんてことがないようにしよう。
(2月20日更新)
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